2019/09/14

ペンF 1963年


唯一のハーフサイズ・システム一眼レフカメラ

形式:ハーフサイズ・一眼レフ
標準レンズ:38mm F1.8(交換レンズは18種類用意された)
ファインダー:ポロプリズム式、全面マット式
シャッター:メタルロータリー式フォーカルプレーン・シャッター、B、1~1/500秒
1/500秒まで全速でストロボに同調
クイックリターン式、自動絞り。
レンズ:バヨネット式マウントによる交換式
巻き上げ:背面レバー式
大きさ・重さ:127×69.5×32.5mm、600g(38mmF1.8付き)
発売時価格:22,000円(ボディ)、32,000円(38mmF1.8付き)、
37,000円(40mmF1.4付き)、46,000円(42mmF1.2付き)
ブラック1,000円高
設計・デザイン:米谷美久

1966年、TTL方式露出計が組み込まれた「FT型」。
1967年、セルフタイマーも組み込まれた「FV型」。

35mmフルサイズのレンズシャッター・カメラが小型化していくと、ハーフサイズ・カメラは1960年代末から徐々に衰退していく。
1981年発売の「ペンEF」を最後にオリンパスは、ハーフサイズから撤退する。

[掲載文献]
カメラの歴史散歩道 P228、346 名機を訪ねて P159
クラシックカメラの世界 P70 クラシックカメラ倶楽部 P64
銀塩カメラ至上主義 P39 オリンパスの全て P119
ニューフェース診断室、オリンパスの軌跡 P57
日本のカメラ P86
こだわりのカメラ選び Part2 P138
カメラレビュー「一眼レフの歴史とそのメカニズム」 P42
季刊クラシックカメラ12 オリンパス P33
ノスタルジックカメラ・マクロ図鑑 Part1 P46 P74
世界ヴィンテージ・カメラ大全 P240 らくらくカメラ大図鑑 P98
極上カメラ100 P94 きまぐれカメラブック
20世紀☆カメラ1950~2000 P27
P30中古カメラ大集合 P91
こだわりカメラのスナップ流儀 P43