2019/10/11

フジカ35M 1957年


大きな採光窓でブライトフレームの見やすいカメラである。富士写真フィルム初の35mmカメラである。

レンズ:フジノン4.5cm F2.8 3群4枚テッサータイプ
ファインダー:二重像合致式、採光窓式ブライトフレーム、倍率0.7倍、視野率85%
補色鏡により見易い パララックス自動補正
シャッター:シチズンMXV、B、1~1/400秒
焦点調節:一眼式連動距離計、背面にあるギアを親指で操作、カム式
巻き上げ:ボディの右下にある巻上げレバーによる巻上げ
巻き戻し:左上側面に配置されたクランクによる
大きさ・重さ:130×85×64mm、630g
発売時の価格:15,900円

スッキリしたデザインで、国内ではグッドデザインに選定され、また1958年ベルギーのブリュッセルで開催された万国博で、銀メダルを授与された。

[掲載文献]
2000-2001 カメラこだわり読本 P189
クラシックカメラ倶楽部 P40 クラシックカメラ便利帳 P159
あれも欲しいこれも欲しい P181 日本のカメラ P107