2019/09/23

7 1961年


超大口径の標準レンズ50mmf0.95を装着し、高低2段階切り替えの連動露出計を内蔵した35mmレンジファインダー、フォーカルプレーン・カメラ。レンズマウントはライカマウントに加え、3爪のバヨネットマエントを装備したダブルマウント。ファインダーは35mmから135mmまで、5段階のフレームを持っている。キヤノン最後のレンジファインダー・カメラ。

ファインダー:4段切り替えブライトフレーム一眼式連動距離計
有効視野率88%、倍率0.8倍
シャッター:金属膜横走りフォーカルプレーン、T、B、1~1/1000秒
大きさ・重さ:145×85.7×40mm、620g(ボディのみ)
発売時価格: 50mm F0.95付 86,000
50mm F1.2付 64,500
50mm F1.4付 47,500
50mm F1.8付 44,500

製造台数は約125,000台で、シリーズ最多となった。

[掲載文献]
カメラレビュー クラシックカメラ専科 №31 「キヤノンハンドブック」 P35
日本のカメラ P90
カメラの歴史散歩道 P188
クラシックカメラ倶楽部 P16
銀塩カメラ至上主義 P308
ノスタルジックカメラ・マクロ図鑑 Part1 P24
マニュアルカメラ全集 P89
20世紀☆カメラ1950~2000 P25

[修理マニュアル]
カメラGET14「カメラの改造と修理術」 P102