1990年前後にリリースされたカメラの中に、コンパクトカメラのユーザーを狙いながら、スペックをどんどん肥大化させて、立派なズームレンズを搭載したブリッジカメラがある。
「ブリッジ」にはエントリーモデルからシステム一眼レフへとステップアップしたいが二の足を踏んでいるユーザーへの橋渡しをするというニュアンスが含まれている。
1988年発売のリコーの「MIRAI」
〃 オリンパス「IZM300」
1990年 キヤノン「オートボーイJET」
〃 オリンパス「L-1」
1992年 オリンパス「L-3」
などがある。
[掲載文献]
カメラレビュー クラシックカメラ専科 №31 「キヤノンハンドブック」 P86、99
20世紀☆カメラ1950~2000 P78
の歴史散歩道 P17