2019/09/18

ペンEE2 1968~1977年


「誰でも撮れる」最初のカメラ・ペンEEシリーズ
「目盛の無いボタン・カメラ」のコンセプトに沿ったカメラ。
1961年、簡単なAE機構を取り入れた「ペンEE」を発売。1962年、レンズを30mm F2.8に明るくし、3点ゾーンフォーカス、シャッターに合わせて露出が変わる世界初のEE機「ペンEES」を発売。1968年,「ペンEES」からISO200からISO400の高感度対応に、また4点ゾーンフォーカスにした「ペンEES-2」を発売。
この「ペンEE-2」は「ペンEES-2」のレンズを28mm F3.5として固定焦点としたカメラで、プログラム式AE機能を持った、ペンシリーズの最もスタンダードな機種で1986年の発売。

レンズ:Dズイコー 28mm F3.5(3群4枚構成)
絞りF3.5~22(プログラム式)
焦点調節:固定焦点(被写界深度1.5m~∞)
シャッター:コパル(1/30、1/250秒)機械式レンズシャッター
1/30、1/250秒の2速と絞りとの組み合わせによる、プログラム式AE
セレン光電池式
ファインダー:アルバダ式ブライトフレーム・ファインダー
巻き上げ:リアワインディング式
大きさ・重さ:108×66×42mm、335g
発売時価格:11,000円


[掲載文献]
写して楽しむクラシックカメラ Part2 P88
季刊クラシックカメラ12 オリンパス P31
らくらくカメラ大図鑑 P102
きまぐれカメラブック P26
こだわりカメラのスナップ流儀 P42

[修理マニュアル]
カメラGET14「カメラの改造と修理術」 P86
レンズシャッター・カメラ修理教室 P55
レンズシャッター・カメラ修理教室 P152
カメラ修理のABC P181
らくらくカメラ大図鑑 P102