
ピントリング動かず
形式:6×6判スプリングカメラ
レンズ:ウエスコンF.C 7.5cm F3.5 №A21906
シャッター:自社製NKK B、1/10~1/300秒。手動設定
ケーブルレリーズを使うとバルブ設定可
焦点調節:2窓になっているが距離計連動かは不明
フィルム給送:自動巻き止め(赤窓無し)。カウンター(巻き上げノブの基部にある)は手動設定。レバーを左に押して巻き上げると自動巻き止めになる。
大きさ・重さ:136×99×44mm 677g
価格:
西の田=WEST-TA=WESTERが名前の由来。
西田光学は1936年に設立され、1950年代までいろいろな規格のレンズやシャッターを専門に生産し、中小のスプリングカメラのメーカーに供給する傍ら、戦中・戦後を通じて「セミウエスター」や「ウエスタークロームシックス」などのカメラの生産も行っていた。
1955年発売の「スーパーウエスターシックス」から全群ヘリコイド、二重像合致式連動距離計を備えた高級スプリングカメラを製造した。更に、自動巻き止めやカウンター自動復元、二重露出警告表示機構を追加した最上級カメラとして「ウエスターシックスオートロール」が1956年に発売された。(1955年に「マミヤシックスオートマット」が発売されている)
[掲載文献]