2019/10/10

興和

蛙のコマーシャル「コルゲンコーワ」の興和である。
会社の起源は、1894年(明治27年)と古いが、光学部門は1946年(昭和21年)に旧海軍の技術を導入して興和光器製作所として発足した。
当初は、オペラグラスなどの製造を行ったが、1954年に「カロフレックス」からカメラ製造に進出する。大変特徴的なカメラであったが、その後出すカメラすべてユニークな機構や特徴を持っていた。
1960年に興和株式会社電機光学部に組織変更され、1974年製造の「コーワスーパー66」を最後に民生用カメラ製造から撤退、観光地用望遠鏡や眼底カメラ、スポッティングスコープで知られるようになる。
2003年(平成15年)突如興和から望遠鏡にデジタルカメラを付けたようなカメラを発表・発売された。民生用カメラ復帰後も大変特徴的なカメラとなっている。