2019/10/10
Diana F+ 2007年
1960年代に中国で生まれた初代機DianaがDiana+として復活した。
フォーマット:120mm中判フィルム使用、
12枚撮り(5.2×5.2cm)、16枚撮り(4.2×4.2cm)、
エンドレス・パノラマ(5.2×5.2cm)
レンズ:75mm F3.5 単玉プラスチック製メニスカスレンズ
絞りマークPに合わせるとピンホールカメラになる。
絞り:3段階、晴れ/曇り/夜のマークに合わせる。 晴れマークの時 F11 位
シャッター速度:B、1/60秒
焦点距離:1-2、2-4、4-∞ マークに合わせる。最短撮影距離 1m
別売りのストロボを軍艦部の穴にセットしてストロボ撮影が可能
大きさ・重さ:130×89×80mm、145g
価格:4979円(ストロボ付9,345円)
DianaF+の元になったのは香港は九龍にあるグレートウォールファクトリーというところで、1960年代初頭に作られたDiana。オリジナルのDianaは製造された際の記録がほとんど残っていないが、Diana収集家のトニー・リム氏によると、オリジナルDianaはAGFA ISOLYのコピーで九龍だけでなくマカオ製もあり、当時0.99ドルで販売されていたとか。
Diana F+はかなり忠実にオリジナルDianaを再現している。オリジナルと初期のモデルにはフラッシュ穴が無い。
Diana+は2007年に生まれた。かつてのトイカメラのスター、ダイアナに専用フラッシュが取り付けられるようになった。
ホルガより軽量である。
[掲載文献]
スナップ№6「オシャレなフィルムカメラをゆったり楽しむ本」使用方法 P14、68
きまぐれカメラBOOK P56、69
らくらくカメラ大図鑑 P128、142