2019/10/19

F2フォトミック 1971年


フォトミックでTTLに対応した究極のフルメカニカル機
本機はニコンF2にフォトミックファインダーDP-1を装着したもの。

マウント:ニコンFマウント
ファインダー:着脱式、視野率100%、倍率0.8倍
露出制御:マニュアル、定点式連動 中央重点平均測光(CdS使用)
メーター指針はファインダー内部と軍艦部上面窓に表示
シャッター:チタン膜横走行フォーカルプレーン、
シャッタースピード:B、1~1/2000秒、
セルフタイマー利用で2~10秒のスローシャッター可
セルフタイマー:作動時間可変2~10秒
シンクロ接点:FP、X
フィルム巻上げ:一作動レバー式、分割巻上げ可能
フィルム巻き戻し:クランク式
大きさ・重さ:152.5×102×56mm、820g
発売当時価格:8万2200円
55mm F1.2付 117,300円
50mm F1.4付 105,000円
50mm F2付 96,700円

Fで問題となったホールディングの悪さ(シャッターレリーズボタン位置)、シャッタースピードの不足、裏蓋取り外し式の不便さなどを改良。Fの面影を残しつつ鋭角さを消し丸みを帯びたフォルムは、フォトミックファインダーを装着することを前提にデザインされている。

[掲載文献]
ニコンF2完全攻略 ニコン解体新書
マニュアルニコンのすべて 季刊クラシックカメラ②ニコン
ニコンとライカの研究 趣味のニコンカメラ
ニコンカメラの「ここが一番」攻略百科 究極のニコンカメラ
CAPA ニコン一眼レフのすべて P40 日本のカメラ P104
2000-2001 カメラこだわり読本 P37
マニュアルニコンの全て
ノスタルジックカメラ・マクロ図鑑 Part1 P122
マニュアルカメラ全集 P8
MF一眼レフ名機大鑑 P68
こだわりのカメラ選び Part1 P86
金属カメラ・オールガイド P65
中古カメラウイルス図鑑 P30
神立尚紀 図解・カメラの歴史 P148
極上カメラ100 P62
20世紀☆カメラ1950~2000 P43

[修理マニュアル]
やさしいカメラ修理教室 P126
マニュアルニコンのすべて P104