2019/10/07

Frantz Kochman

コッホマンは1921年にフランツ・コッホマンがドレスデンに設立したカメラ製造会社。当初は折り畳み式のロールフィルム・カメラや木製一眼レフなどを製造していたが、1927年に金属性カメラの製造を開始する。1931年頃からコレレ(Korelle)の名を冠した異なるフォーマットのカメラを次々に発表した。1932年に発売したプラスチック製35mm判ハーフサイズのコレレKや、935年に世界で2番目に登場した6×6cm判一眼レフのレフレックス・コレレなどはカメラ史に残る傑作機として名高い。

[掲載文献]
世界ヴィンテージ・カメラ大全 P114
カメラレビュー クラシックカメラ専科№76 「スプリングカメラ編」 P60