2019/10/17
KX 1975年
Kマウントを採用した初代機種
露出方式:TTL開放測光SPD、追針式メーター
ファインダー内のメーターは、設定した絞りに対応する適正なシャッター速度を表示。
光学式の絞り表示機能が付いている。
シャッター:フォーカルプーン布膜横走行、 B、1~1/1000秒
シンクロ:FP、X
バッテリー:1.5V銀電池G-13×1
大きさ・重さ:143×92.5×52.5mm、631g(ボディーのみ)
発売当時の価格:クローム49,100円、ブラック52,100円
(50mm F1.2付 92,500円)
旧M42マウントでは、レンズ交換に時間がかかる、常に定位置にレンズを装着できない、マウントの口径が小さくレンズ設計に制約があるなどの問題があり、「Kマウント」と呼ばれるバヨネット・マウントを開発した。
レンズの名称は、「タクマー」から「ペンタックス」に変わった。旧タクマーレンズはアダプターでKマウントでも使用できるが、手動絞りになり、絞り込み測光になる。
Kマウントを採用した初代機種は、KM、KX、K2の3機種が発売された。それぞれ、普及タイプのマニュアル機、高級マニュアル機、高級AE機となっている。
SPより大振になっている。
[掲載文献]
2000-2001 カメラこだわり読本 P66
季刊クラシックカメラ4 国産35mm一眼レフの名機 P20
ペンタックスの全て P96
国産実用中古カメラ・買い方ガイド100 P21