2019/09/12

35RC 1970年

「35」シリーズは撮影の自動化を推し進めた大衆機を世に出してきた。しかし、サブカメラとして本格的なカメラを望む声も大きく、EEだけでなく、距離計連動などの高機能を搭載したのがこの「RC」である。

レンズ:42mm F2.8
プログラムAE機能搭載、メカニカルシャッター
大きさ・重さ:110×75×60 mm、 435 g
発売時価格:21,000円

オリンパス35DCの兄弟機種
愛称「リチャード」。ペンとほぼ同じサイズのボディ、シャッター速度優先AEの距離計連動式カメラで、マニュアル絞りも使用できる本格的なサブカメラ。オリンパスの35mmレンズシャッターカメラではマニュアル撮影ができるのはSPとRCだけである。
RCはSPよりコンパクトなことから、プロのサブカメラ的な用途を考えて作られた。