2019/09/25
ⅢA 1958年
レンズ:ヘキサノン48mm F2 №3715269
シャッター:セイコーシャMXL、B、1~1/500秒
ライトバリュー、セルフコッキング
シンクロ:ドイツ式、MX接点
絞り:F2.0~22(等間隔)
ファインダー:補色式二重像合致式連動距離計、倍率 等倍、
採光窓式ブライトフレーム付き
ピント調節:ヘリコイド
巻き上げ機構:フロントレバー式
正面のレバーを2度押し下げて巻き上げる。セルフコッキング
コマ数計:自動復元式、順算式
寸法・重さ:132×80×64mm、804g
発売時価格:32,800円(50mm F1.8付 ⅢA1.8型は34,800円)
コニカⅢはアルバダ式ファインダーであったが、ⅢAで等倍・採光窓式ブライトフレーム式ファインダーなり大きく重くなった。
ファインダーがプリズムブロックを使用した等倍で、自動パララックス補正とともに距離による画角の変化も自動補正していて、「生きているファインダー」と呼ばれた。中級カメラでは最高の内容を持ったファインダーであった。
シャッター速度リングを回す時はライトバリュー設定リングを押し込ん回さないと動かない。
3年後に50mm F1.8付が発売された。
[掲載文献]
コニカカメラの50年 P34
カメラの歴史散歩道 P180
写真工業 2005年11月 №679 P34
こだわりのカメラ選び Part2 P94
クラシックカメラ便利帖 P157
完全カタログ 中古カメラ5 P25、104