マウント:コニカARマウント
シャッター::金属ブレード縦走行。B、1/8~1/1000秒
露出調整:CdS素子、TTL測光、シャッター速度優先AE
電源:MR-9 2個
外装プラスチック製、内部ダイキャスト
大きさ・重さ:140×90×45mm 485g
価格:ヘキサノンAR50mm F1.4レンズ付き 71,000円 ケース3,000円
外装にプラスチックを採用し、皮革もソフトな新素材を使い、T3までの重厚長大大型の一眼レフから一新されたコンパクトな一眼レフとなった。
キヤノン以外では数少ない速度優先AEカメラ。電池無しでもフルメカニカル機として使用可能。
販売企画も絞込みが図られ、キャッチフレーズは「愛情コニカ」と名付けられ、一般家庭のカメラとして販売促進が行われ、宣伝に山城新伍・花園ひろみ夫妻、西川きよし・ヘレン夫妻を起用して話題となった。
135mm望遠レンズと標準レンズ付きを安価な専用カメラバッグに入れたセット品などまで作って、ファミリー層への浸透を意図されたが、同年に出たキヤノンAE-1に圧され効果は出なかった。
「掲載文献」
コニカカメラの50年 P110