2019/09/26
KANPAI 1989年
音に反応してシャッターが切れ、パーティ用に最適というわけで、そこそこの話題になったカメラ。
メインスイッチ:レンズカバー兼用
レンズ:コニカレンズ 34mm F5.6 3群3枚構成
シャッター:電子プログラムシャッター 1~1/200秒 電磁レリーズ
ボイスレリーズ機能付(3レベルの音量調整可能、液晶パネルに表示)
セルフタイマー付(10秒)
焦点調節:2点式固定
AE調節:CdS素子使用、プログラムAE、中央重点測光
AE連動範囲:ISO100、EV6(F8、1秒)~EV15.6(F16、1/200秒)
フィルム感度:ISO100~400
ファインダー:アルバダ式透視ファインダー
フラッシュ:手振れ限界時に自動発光
モード切替:フラッシュオート⇒セルフタイマー⇒フラッシュON⇒フラッシュOFF
の4モード
フィルム給送:電動式、シャッターボタンスタートによるオートローディング、
自動巻上げ・巻き戻し、途中巻き戻し可能
途中巻き戻しは、カメラ底の途中巻き戻しボタンをストラップ金具で押す
オートデート機能付き
電源:リチウム電池 2CR5、6V 一個
大きさ・重さ:126.0×67.0×48.5mm、195g(電池別)
ボイスレリーズモードでは、シャッターが切れる度にカメラが無作為に首を振って止まり、次のシャッターチャンスに備える。付属の三脚にセットするとシャッターが切れるとカメラが首を振る(左右約20°)。三脚のピンを固定用の穴に入れるとカメラは首を振らない。
同年にコニカA4(ビッグミニ)が発売されている。
[掲載文献]
コニカカメラの50年 P77