2019/10/16

ヤシカ35-F 1958年


1945年に下請け部品加工メーカーとして八洲精機製作所を設立。自社製カメラの開発を行っていた。1956年に八洲光学工業、1958年にヤシカと社名を変え、ヤシカブランドを確立していったが、1983年に京セラと合併した。
本機は、八洲光学工業からヤシカと社名を改めた時に作られた最初の35mmレンズシャッター機。

レンズ:ヤシノン45mm f2.8(バルブ作動せず)
4群5枚構成 クセノタール型
レンズにはランタニウムを使用した新種ガラスを使用。
シャッター:コパルMXV、1~1/500秒
ファインダー:二重像合致式連動距離計、ブライトフレーム式、倍率0.5倍
巻上げ:レバー式
寸法・重さ:136×78×72mm、690g(45mmF2.8付)
発売時価格:ケース1,000円込みでF1.9付 19,000円
F2.8付 12,500円
45mmF2.8と45mmF1.9の2種類がある。

[掲載文献]
日本のカメラ P130
マニュアルカメラ全集 P103
中古カメラウイルス図鑑 P190
あれも欲しいこれも欲しい P157