2019/10/17

マミヤ645 1975年


(レンズ黴あり、メカ完動)

世界初のセミ判一眼レフ。
6×7サイズのRB67の発売と前後し、35mmカメラの機動性を損なうことなく、高画質を満喫できる6×4.5判一眼レフが企画され、約5年をかけて開発された。縦・横どちらでも操作しやすいよう、シャッターボタンがカメラの上下2箇所にある。

形式:6×4.5cm判フォーカルプレンシャッター式一眼レフカメラ
マウント:スピゴット式
標準レンズ:マミヤセコールC 70mm F2.8 (№53539)カビ、当りあり
最初は80mm F2.8であった。
ファインダー:交換式、マイクロスプリット式
シャッター:B、8秒~1/500秒 布膜横走行フォーカルプレンシャッター
セルフタイマー無
消費電力の少ないムービングマグネット・コイル式フォーカルプレンシャッター採用
巻上げ:クランク式、セルフコッキング
ミラーアップレバー付
露出計:無し(絞り優先TTLファィンダー装着可)
電源:4LR44 6V 1個
大きさ・重さ: 129×124×120mm(70mmレンズ付 162mm) 1,617g
価格:マミヤセコール 137,000円
レンズ右側レバー位置Aで自動絞り、Mでは絞られた状態になる。
ファインダーは、接眼窓右のボタンを押し、右に回しながら上に押し上げると外れる。
裏蓋は、中央四角の部分を押しながら、すぐ上のレバーを右にスライドすると外れる。
巻上げハンドルの左下のレバーをMULTIにすると、自動巻き止め・セルフコッキングになり、●印にすると空回りになる。

[掲載文献]
写真工業 2007年1月号 Vol.65 №693 P107
マニュアルカメラ全集 P132