2019/10/17
ズーム70R 1991年
形式:ズームレンズ内蔵フルオート35mmレンズシャッターカメラ
ファインダー:実像式ズームファインダー、視野率82%、倍率0.49~0.9倍
マクロ時パララックス自動補正
レンズ:ペンタックスズームレンズ35~70mm、F3.5~6.7、ズーム比2倍
電動ズームレンズ、6群7枚構成、非球面レンズ採用、 テレマクロ
焦点調節:赤外線アクティブ式、1m~∞
シャッター:電子式シャッター、1/5~1/250秒、バルブ(1/2~8秒)
露出制御:SPD使用プログラムAE、露出補正±1.5EV
フィルム感度:ISO50~3200
ストロボ:内蔵・固定・オートズーム
電源:CR123A×2またはDL123A×2
大きさ・重さ:145×78×50.5mm 、400g
価格:42,000円(ケース、ストラップ付き)
1984年から各社で2焦点コンパクトカメラの開発競争が始まる。後発の旭光学は2焦点の開発の遅れを取り戻すべく、これを飛び越えて一気にズームレンズカメラの開発に踏み切った。
旭光学は、コンパクトレンズシャッターカメラ分野に参入して5年、1986年フォトキナで「ペンタックス70」を発表。12月に発売し、大ヒットとなる。
ペンタックスズーム70 1986年
ペンタックスズーム70X 1989年
ペンタックスズーム70R 1991年
[掲載文献]
カメラレビュー「クラシックカメラ専科」№74 P99