2019/10/16
FX-3 Super2000 1986年
形式:35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフ
シャッター:金属幕縦走行 フォーカルプレーンシャッター
マウント: コンタックス/ヤシカマウント
ファィンダー:ペンタプリズム固定式 倍率0.91倍 視野率92%
露出機構:TTL中央重点平均測光 EV2~19
シャッタースピード:B、Ⅰ~Ⅰ/2000秒 セルフタイマー付き
シンクロ接点:FP、X (X 1/125秒)
フィルム巻上げ:レバー式、分割巻上げ不可
巻き戻し:折りたたみクランク式
カウンター:自動復元式、順算式
電源:G-13型2個
寸法・重量:148×84×53mm、439 g
発売時価格: 47,800円(ボディ、35~70mmレンズ、ケース)
露出計電源スイッチを変更したFX-3の改良モデル。
FX-3は1980年(29,000円)スクウェア型の機械制御フォーカルプレーンシャッターを用い、定点式のTTL露出計連動としたもの。露出計表示はファインダー内の3点LEDで、ヤシカはこの方式をLED-Oマチックと呼んでいた。露出計受光素子はSPDを使用している。
SX-3スーパー(1985年、41,000円)は、ボディ前面に新たにグリップを設け、露出計電源スイッチをシャッターボタン半押しにした小改良版。
本機は1993年発売のリバイバル版で、国内で発売されたヤシカブランド最後の一眼レフである。シャッターの最高速度が1/2,000秒であることを除けば、スペックはコンタックスS2bに近く、コンタックスレンズが使える。
コンタックスS2bはマニュアルフォーカス、マニュアル露出、機械式シャッターの一眼レフである。
[掲載文献]
入門金属カメラオールガイド P126
写真工業 2006年9月 Vol.64 №689 P48
カメラレビュー 2005年№76 P
スクラップファイル 「MF一眼レフ チェックリスト完全版」