(ブラック)
ペンタックス一眼レフで露出計を内蔵しない最後の機種。
セルフタイマーを新設し、自動復元式フィルムカウンターを搭載。
「S3型」にセルフタイマーを組み込み、自動復元式フィルムカウンターを搭載したのが「SV型」である。1962年「SV型」の普及機として「S2スーパー」が発売、｢標準S2型｣と「S3型」を合わせた発展型で、タクマー55mmF2付で36,000円であった。
「S2型」は35mm一眼レフ時代の初期に、幅広い普及に貢献したカメラである。
「AP型」から小型で軽量なボディはそのまま踏襲され、人気機種となった。
1964年、TTL露出計を組み込んだ「SP型」が発売、当時の代表的一眼レフであった。
シャッター:機械式布膜横走りフォーカルプレーン。T、B、Ⅰ～Ⅰ/1000秒
レンズマウント:M42(プラクチカ)マウント
ファインダー:ペンタプリズム固定式、マイクロスプリット式スクリーン(交換可)
フィルム巻上げ:レバー一回式(分割巻上げ不可)
巻き戻し:クランク式
自動復元順算式カウンター、
ペンタックスメーター取付可能
大きさ・重さ:145×92×87mm、927g(標準レンズ付き)
発売当時の価格:55mm F1.8付 34,900円
[掲載文献]
銀塩カメラ至上主義 P135
ペンタックスの全て P38
こだわりのカメラ選び Part2 P132
世界ヴィンテージ・カメラ大全 P253
2000-2001 カメラこだわり読本 P64
国産実用中古カメラ・買い方ガイド100 P25
中古カメラウイルス図鑑 P48
[修理マニュアル]
ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦 P60
カメラGET14「カメラの改造と修理術」 P30
